「子ども110番の家」とは?
近年、全国的に児童生徒が登下校中、あるいは帰宅後の遊びの中で不審者により被害を受ける事件が多発しています。
このため、子どもたちが危険にさらされ、助けを求めてきた場合の緊急避難場所として「子ども110番の家」を設置し、児童が避難して来た場合一時保護し、保護者や学校、警察などの関係機関へ連絡していただくようにお願いしているところです。このことにより、地域全体で子どもを見守る運動を展開しています。
それで、多くの方々に「子ども110番の家」に協力いただくことにより、地域で子どもたちを守っていくことを示し、不審な人物や行動に目を配っているということを知らせ、犯罪行為の未然防止の役割も担っていただいています。
どのようなときに利用するのか?
@ 子どもが不審者に後をつけられたとき
A 危険にさらされたとき(例えば、車に連れ込まれそうになったとき、不審者に暴 行を加えられそうになったとき、痴漢行為を受けたときなど)
B 友だちが危険な状況にあるとき
学校では、このような状況に遭った場合、近くの大人、近くの家に助けを求めるよう児童に指導しています。その中で緊急避難場所として「子ども110番の家」があるということも指導しています。
どのような対応をすればよいのか?
もし、児童が避難してきましたら、次のような対応をお願いします。
@ 子どもを中に入れ、入り口の鍵をかけてください。(個人のお宅の場合)
A 子どもを落ち着かせてください。
B 子どもが落ち着いてきたら、状況に応じて次のようなことをたずねてください。
・ 何が(起こったの)?
・ いつ(起こったの)?
・ どこで(起こったの)?
・ どのような様子だったの?
・ 不審者の特徴は?
・ 不審者はどこにいる(行った)の?
C 状況により、必要に応じて警察に通報してください。(保護者や学校にも連絡し てください)
電話 ★ 警察 110
★ 戸坂城山小学校 (082)229−7000
D 警察や保護者が来るまで、子どもを保護してください。
「子ども110番の家」の皆様へのお願い
○ 「子ども110番の家」のステッカーまたはプレートを、玄関先もしくは店頭の見 えやすいところに貼ってください。子どもたちに地域の人たちに守られているという 安心感を与えるとともに、事件を未然に防止する抑止力にもなります。
○ 万が一、子どもを保護する局面にあった場合、子どもの心を傷つけたり、プライバ シーを侵害しないため、助けを求めてきた子どものことやその内容はむやみに他人に 話さないよう、充分ご注意下さい。
○ もし、あいさつや声かけなどを通じて子どもたちと顔なじみになってくだるようで したら、これほどありがたいことはございません。
○ もし「子ども110番の家」ということで何か被害を受けられた場合を懸念して、 広島市の方で災害補償制度を準備しています。
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