子どもたちを
サイバー犯罪から
守りましょう サイバー犯罪防止講演会

平成20年1月25日(金)
         10:00〜11:15
 最近、青少年が携帯電話やインターネットによる犯罪にまきこまれたり、いじめの被害者になったりするケースが報告されています。
 小学生ではまだそんなに深刻な問題になるケースは稀ですが、これから成長するにつれて関わりが大きくなる問題だと思います。
 そこで、この日、広島県警察本部サイバー犯罪対策室の金山警部補、東主任においでいただき、講演会を開きました。
 30名あまりの参加をいただき、大変参考になるお話を聞くことができました。
いじめや中傷する書き込み
もし、掲示板などのサイトに特定の個人をターゲットにしたいじめや中傷の書き込みがあった場合 サイトの管理者に削除してもらうよう手続きすることができます。これまでの経過では、快く削除に応じてくださっているようです。管理者がだれか分からない場合も簡単に調べる方法があります。まずは相談してみてください。
不適切なアクセスを避ける
不良サイトへのアクセスを避けるために、保護者が携帯電話を買い与えるときにフィルタリングをかけることができます。 すでに購入しているものでも、携帯ショップへ持って行けばフィルタリングをかけることができます。また、平成20年6月からは子どもに持たせる携帯電話には自動的にフィルタリングがかかる仕組みになるそうです。しかし、不良サイトはどんどん生まれているので、フィルタリングを過信しないことが大事です。
IDやパスワードは絶対に教えない
たくみに個人のIDやパスワードを聞き出そうとする犯罪者がいることを念頭に置いて、うかつに自分のIDやパスワードを人に教えないようにしてください。 子どもたちが集まってネットゲームなどを楽しむとき、簡単に自分のIDやパスワードを教えてしまったりしているようです。「IDやパスワードは家の鍵と同じ」ということを子どもによく教え、家の鍵を簡単に人には貸してはいけませんというように理解させてください。
架空請求には応じない
架空請求が来た場合 無視してください。決して相手に連絡をとってはなりません。
広島県警察本部のホームページから
サイバー犯罪の手口とその対応などについて
知ることができます。
インターネット利用10か条
1.実社会と同じ行動基準をオンラインでも守る。
2.他人のプライバシーを尊重する。
3.住所、氏名、個人情報を入力する際は十分注意する。
4.ID、パスワードの管理を徹底する。
5.他人のミスや小さなエチケット違反を大げさに指摘しない。
6.冷静にメールの中身を再チェックする。
7.面と向かって言えないことは書かない。
8.不審なメールは開かない。不要なメールを送らない。
9.熱くなりすぎた議論は静観する。
10.専門的知識を分かち合い、有益な情報を提供する。